荒魂語り〜ハマっているものをひたすら語るブログ〜

現在ハマっているものを語り尽くすブログです。たまに小説の創作話もします。

ありがとう、ウルトラマンブレーザー


半年間お疲れさまでした!!

 劇場版が控えていますが、まずは半年間お疲れ様でした!!
キングオージャーに続き、リアルタイムで観れなかった日もありましたが、ウルトラマンも毎週土曜楽しく見ました!!
 ブレーザーの動きやゲント隊長とのやりとり、SKaRDチームのわちゃわちゃ感、怪獣たちとの激闘、撮影の裏話など。どれもこれも面白いストーリーでした!!
 ありがとう、ウルトラマンブレーザー!!

新たな怪獣たちの魅力

 ウルトラマンブレーザーの魅力に欠かせないのは、やはり新たな怪獣たち。どいつもこいつも曲者揃いでしたし、特にニジカガチのチートレベルには『いったいどうやって倒すんだ?』とハラハラしました。
 今作から登場した怪獣たちの特徴を見ていると、“生き物”としてしっかり描いていること。
 予想ですが、前に見たインタビュー記事で田口監督は牙狼シリーズの雨宮監督のアドバイスである『いまの子どもたちの怪獣はモンハン』というのを活かしているのでは? と思いました。細かい部分を見てみると、モンハンのように怪獣の生態をしっかり設定しているように見えました。
 また、海外ウルトラマンのグレートに出てきそうな怪獣デザイン、アースガロンは平成ゴジラシリーズのメカゴジラのリスペクト、当時ハマっていた作品たちに懐かしさを覚えました。
 ウルトラマングレート、改めて見たくなった!!

※此処からは最終回ネタバレ感想です





熱い熱い最終回

 熱い展開の最終回でした!!
 互いにボロボロの状態のゲント隊長とブレーザー
 ブレーザーの『オレモイク』という言葉を聞いて、ゲント隊長は改めてブレーザーの本心を知り、彼と心をひとつに出来たと感じました。

 ゲント隊長から全指揮権を委ねられたテルアキ副隊長。もしかしたら、ゲント隊長=ブレーザーであることを感づいているのではないでしょうか?
 だから、テルアキ副隊長はゲント隊長の命令をしっかり受け止めたんだと思います。
 防衛軍の命令を無視したシーンは『よく言った!!』とスカッとしました。

 V99の謎。それは新天地を目指していた宇宙の旅人。人間側の誤解によって攻撃されたことで、地球は危険な場所=恐怖を植えつけてしまいました。
 過去と同じ過ちをさせないため、エミ隊員はアーくんを通じて迫りくる船団に『敵ではない』ことを伝えます。

 最期のエミ隊員『未来』という言葉が効いたのか、船団は立ち去っていきました。『平和』ではなく『未来』という言葉。どの作品でも一番心に強く響きました。
(まさかのアーくんがV99の未知なる科学で造られたことには驚きました。もう平成メカゴジラやん。平成ゴジラ愛が強いよ)

 船団が去ったあとのラストバトル!!
 防衛軍の援護攻撃を背に、アースガロンとブレーザーがヴァラロンに立ち向かっていきます。強化形態ではなくノーマル形態で挑む姿はウルトラマンZの最終回に並ぶ熱いシーンです。
 ブレーザーとアースガロンが互いを助け合いながら戦う姿はもう戦友……ではなく相棒です!!
 そして戦っているのは人類だけではありません。ヴァラロンの設置した爆弾肉を地球怪獣たちが捕食。結果、爆弾が爆発しないという展開へ。まさかの地球怪獣たちの援護には驚きました。
 徐々に追い詰められていくヴァラロン。ブレーザーを庇ったアースガロンを戦闘不能にさせるも、息子からのお守り、結婚指輪から流れてきた家族の応援を感じ取ったゲント隊長とブレーザーの絆技となるスパイラル光線によって撃破!!
 もう此処までの展開はすべて激熱でした。人類だけでなく、人類と怪獣……地球の勝利と呼ぶに相応しい大団円でした。
 まさかの定番技である光線が出るなんて誰が予想出来た!! ひた隠しにしてきた監督のこだわりがすごいよ!!

 結局のところ、ブレーザーが何者なのか、SKaRDメンバーにはっきりと正体が明かされることはなかったけど、まあそういうのもいいんじゃないかな。
 ブレーザーは今後もゲント隊長と共に生きていくし、SKaRDはこれからも怪獣の対処を続けていくってことなんだろう。

 私の考察としては、ブレーザーは落とされた宇宙船の旅人だったんじゃないかな。
 あの騒動のなか、助けを求めてさまよっていたら、偶然ゲント隊長と出会い、手を伸ばしたらその手をつかんでくれた。
 ゲント隊長の人柄に触れたから、彼のために力を貸そうって思ったんじゃないかな。あくまで私の考えですが。

最後に

初代ウルトラマンのようなオムニバス形式でしたが、誰でも楽しめる熱い熱いストーリーでした。
半年間お疲れさまでした!! 劇場版も楽しみにしています!!


 ガヴァドンの防御力は歴代最強クラスだと思っているのは、私だけか?